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JFEグループCSR報告書2017|JFEホールディングス株式会社

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誠実

柔軟

挑戦

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4 J O D F S J U Z

JFEグループ CSRレポート 社会性報告

4645"*/"#*-*5:

3&1035

(2)

1. 良質な商品・サービスの提供

優れた技術に基づいた高品質の商品とサービスの 提供に努めるとともに、個人情報・顧客情報の保護に 十分配慮し、お客様から高い評価と信頼を得る。 2. 社会に開かれた企業

株主はもとより、広く社会とのコミュニケーションを 図り、企業情報について、社会への積極的な情報公 開に努める。

3. 社会との連携と協調

良き企業市民として、社会との連携と協調を図り、積 極的な社会貢献に努める。

4. グローバル化

グローバルな視点をもち、それぞれの文化や習慣を 尊重し、世界のさまざまな人々との相互理解に努 める。

5. 地球環境との共存

地球環境との共存を図り、快適な暮らしやすい社会 の構築に努める。

6. 政治や行政との関係

政治や行政との健全かつ正常な関係の維持・構築に 努める。

7. 反社会的勢力への対応

市民社会の秩序や安全に脅威を与える反社会的勢 力および団体とは、一切の関係を遮断し、違法・不当 な要求には応じない。

8. 人権の尊重

社会の人々、従業員を個として尊重し、企業活動にお いて一切の差別を行わない。

9. 働きがいのある職場環境

従業員にとって魅力に富み、安全で働きがいのある 職場を提供する。

10. 法令の遵守

法令を遵守し、公正で自由な競争に心がけ、適法な 事業活動を行うとともに、健全な商慣習に則り、誠実 に行動する。

行動規範

挑戦。 柔軟。 誠実。

 JFEグループの役員および社員は、「企業理念」の実現に向けたあらゆる企業活動の実践において、 「行動規範」の精神に則るとともに以下の「行動指針」を遵守する。

 経営トップは自ら率先垂範の上、社内への周知徹底と実効ある体制整備を行い、企業倫理の徹底 を図る。

 本行動指針に反する事態には、経営トップ自らが解決にあたり再発防止に努める。また、社内外への 迅速かつ的確な情報公開を行い、権限と責任を明確にした上で厳正な処分を行う。

J

FEグループ企業行動指針

J

FEグループは、常に世界最高の技術をもって

社会に貢献します。

企業理念

企業理念・行動規範・行動指針

誠実

柔軟

挑戦

' M F Y J C J M J U Z $ I B M M F O H J O H 4 Q J S J U

4 J O D F S J U Z 企業理念・行動規範・行動指針

役員メッセージ

マネジメント体制

コーポレート・ガバナンス

コーポレート・ガバナンスに関する基本的な考え方/ 経営体制/重要事項の決定/内部統制体制

CSRマネジメント

CSR体制/2009年度のCSRの主な活動/ CSR監査

リスクマネジメント

リスクマネジメント体制/反社会的勢力の排除/ 情報セキュリティ体制

コンプライアンス

コンプライアンスについて

コンプライアンス意識向上への取り組み

ステークホルダーとのかかわり お客様・お取引先様とともに

品質保証体制/CS(お客様満足)向上

株主・投資家の皆様とともに

株主還元の基本方針 情報開示に関する基本方針

株主・投資家とのコミュニケーション

地域社会の皆様とともに

「JFE21世紀財団」による社会貢献活動/

外部団体への支援/大規模災害被災地への支援/ 青少年育成支援/製造拠点の開放

従業員とともに

人材の活用/働きやすい職場環境の整備/ 活力ある職場づくり

社内表彰・社外からの評価 第三者コメント

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26 JFEグループ CSRレポート

社会性報告

4645"*/"#*-*5: 3&1035 4PDJBM1FSGPSNBODF

JFEグループ社会性報告

(3)

株主総会

社長をリーダーとするCSR・ コンプライアンス体制

会計監査人

CEO(社長)

経営会議

内部監査

CEO(社長)

会計監査人 取締役会

執行役員

経営会議

執行役員

監査室

グループCSR会議 議長:社長 グループコンプライアンス委員会

グループ環境委員会 グループ内部統制委員会

JFEホールディングス

事業会社※2(5社)

取締役会

取締役7名 うち社外取締役2名

は指示、情報の伝達を表す。 は執行体制を表す。

経営体制および内部統制体制

監査役・監査役会

監査役4名 うち社外監査役2名

監査役

※2 事業会社の経営体制は、JFEスチールを 例としています。

※1JFEホールディングス監査役が 各事業会社非常勤監査役を兼務。

グループ会社(連結子会社193社、持分法適用会社41社)

報提供のために決算発表の早期化に努めています。 また、株主・投資家の皆様にとって透明性の高い企業 をめざして工場見学会やIR説明会などを実施するな ど、コミュニケーション活動を重視しています。さら に、利益還元を最重要課題の一つと位置付け、グルー プ全体として持続性のある企業体質の確立を図りつ つ、積極的に配当を実施していく方針としています。

地域社会の皆様とともに

 各地に大規模な事業拠点を持つJFEグループの企

業活動は、地域社会の皆様のご理解に支えられてい ます。JFEグループは、地域・社会への利益還元という

観点から、大学研究分野や教育分野、また文化活動や 福祉活動、災害復旧活動などへの支援や事業所を地 域の人々に開放するイベントなど、さまざまな社会貢 献活動を継続的に実施しています。

従業員とともに

 JFEグループは、多様な従業員が活力を持って働け

る環境づくりが重要であると認識し、雇用の促進や健 全な労使関係の継続、女性社員の活用、働きやすい職 場環境の整備、障害者の雇用、人権問題の正しい理解 と行動の促進、安全な職場環境づくりなどに取り組む とともに、わが国製造業を支えてきた技能の継承、小 集団活動など、従業員一人ひとりの活力・能力向上に 向けた諸施策を継続しています。

 JFEグループは、「常に世界最高の技術をもって社

会に貢献します」という企業理念の実現に向けて、行 動規範・企業行動指針を定め、社会とともに発展する 企業経営をめざしています。

 上記方針の実現のため、JFEグループは、社会との

信頼関係の基本であるコンプライアンスの徹底、環境 問題への取り組み、業務における安全性の確立などに ついて、グループをあげて真摯な努力を継続するとと もに、事業運営に際しても、公正・公平・透明なコーポ レート・ガバナンス体制のもと、すべてのステークホル ダーの皆様の利益に適う諸施策を実践していきます。

お客様・お取引先様とともに

 商品・技術に対するお客様やお取引先様からの評 価や信頼をより一層高めることをめざして、各種認証 やマネジメントシステムの整備に取り組んでいます。ま た、お客様と一体となった商品開発の推進施設を開 設するなど、お客様ニーズの先取りに努めることで、 製造業をはじめとしたお客様の競争力向上に貢献す るとともに、高品質の商品・サービスの提供を通じて 広く社会の発展に寄与していきます。

株主・投資家の皆様とともに

 JFEグループは、株主・投資家の皆様への適時・適切

な会社情報の提供が重要と考え、即時性の高いWeb サイトなどのメディアを活用しているほか、迅速な情

 JFEグループは、持株会社の傘下に事業を展開する

5つの事業会社(JFEスチール、JFEエンジニアリング、

ユニバーサル造船、JFE都市開発、川崎マイクロエレク

トロニクス)を置く経営体制をとっています。

 持株会社であるJFEホールディングスは、グループ

の一元的なガバナンスの中心にあって、全グループの 戦略機能を担うとともに、リスク管理と対外説明責任 を果たすなど、スリムなグループ本社としての業務を 遂行しています。

 また、事業会社は、事業分野ごとの特性に応じた最 適な業務執行体制を構築して事業を推進し、競争力 の強化と収益力の拡大を図っています。

 このように、持株会社と事業会社がそれぞれ責務を 果たすことで、株主をはじめすべてのステークホル ダーにとっての企業価値最大化に努めています。

 JFEホールディングスは、ガバナンスの強化を図る

ため、2007年6月から社外取締役2名を招聘し、経営 の公正性・客観性・透明性を高めました。また、経営に 対する責任を明確化するために取締役の任期を2年 から1年に短縮しました。経営にあたっては、社外取締 役2名を含む取締役7名から構成される取締役会が、 業務執行に対する適切な監督機能を発揮するととも に経営効率の維持・向上に努めており、社外監査役2 名を含む監査役会が経営を監視し、その健全性強化 に努めています。

 なお、JFEホールディングスおよび各事業会社では、

経営の意思決定と業務執行の分離による権限・責任 の明確化、および執行の迅速化を図るため、執行役員 制を採用しています。(JFE都市開発除く)

JFEホールディングス株式会社 代表取締役副社長

石川 良雄

※1

コーポレート・ガバナンスに関する

基本的な考え方

経営体制

役員メッセージ

(4)

JFEグループ監査役会議

JFEスチール

およびグループ会社 JFEエンジニアリングおよびグループ会社

部会・分科会(テーマ別)

ユニバーサル

造船 都市開発JFE エレクトロニクス川崎マイクロ JFEグループ

監査役会議総会

(HD主催、65社59名)

新任監査役研修会 その他研修会

派遣監査役制度

(専任7名で27社)

●グループ各社の常勤監査役、派遣監査役をメンバー

として「JFEグループ監査役会議」を設置し、その下で

部会・分科会毎にテーマを設けて1年間自律的に情 報交換・研究・研鑽活動を行います(下表参照)。その 成果は「JFEグループ監査役会議総会」で発表され、

各監査役の監査活動に活かされています。

監査役と会計監査人の連携

 監査役は会計監査人(新日本有限責任監査法人) と定例的に、あるいは必要に応じて会合を持ち(2009 年度は6回)、監査計画、監査の実施状況や監査結果 の詳細な報告を聴取するとともに、会計監査人の品 質管理体制についても詳細な説明を受けています。ま た、監査役も会計監査人に対し監査計画などの説明 を行うとともに、意見交換を行っています。

監査役と内部監査部門の連携

 監査役は内部監査部門と定例的に、また必要に応 じて会合を持ち(2009年度は5回)、内部監査計画、内 部監査の実施状況や監査結果の詳細な報告を聴取す るとともに、意見交換を行っています。

事業会社のガバナンス

 各事業会社の株主総会や経営計画説明会において は、JFEホールディングスの経営陣が出席し、各事業

会社の事業報告を受けるとともに、子会社の経営方 針について議論するなど、持株会社が株主としての監 視を行い、ガバナンスの強化を図っています。

傘下グループ会社の重要事項について、またJFEホー

ルディングスでは、自社・事業会社およびグループ会 社の重要事項について、それぞれ経営会議などで審 議、取締役会で決定しています。

 グループを構成する各社の重要事項については、各 社の規程により明確な決定手続きを定めており、グ ループとしての経営にかかわる重要事項については、

JFEホールディングスにおいて最終的な審議・決定を

行います。具体的には、各事業会社では、自社および

 リスク管理体制を含むJFEグループの内部統制体

制は、「内部統制体制構築の基本方針」に従って、取締 役会規則、経営会議規程、JFEグループCSR会議規程

などの各種会議規程、組織・業務規程、情報保存管理 規程および企業対象暴力対応規程の制定や、企業倫 理ホットラインの設置などによって整備されています。 持続的な企業価値の向上のため、この内部統制体制 の整備・運用状況について定期的に確認し、改善に努 めています。

内部統制体制の強化

内部監査

 内部監査については、JFEホールディングスおよび

主要な事業会社ならびに重要なグループ会社に内部 監査組織(2010年4月1日時点でJFEホールディング

ス、主要な事業会社、グループ会社に計166名)を設 置し、各社の業務運営に対する監査を実施していま す。また、各内部監査組織は、情報を共有することで、 グループ全体の内部監査体制の充実を図っています。 さらに、主要な事業会社の監査担当者がJFEホール

ディングスの監査担当者を兼務することで、グループ 全体としての連携を強化しています。

監査役監査

 JFEホールディングス、事業会社およびグループ会

社においては、法定の監査に加え、以下のような活動 により、監査役監査の充実、監査役間の連携強化を 図っています。

●常勤監査役をホールディングス以下グループの39社

に52名配置するとともに、親会社から、監査役業務を 専任的に行う非常勤の社外監査役として「派遣監査 役」を子会社に派遣しています。派遣監査役はそれぞれ 子会社3∼4社の非常勤監査役に就任し、派遣先にお いて監査役監査の実を上げるとともに、グループガバ ナンスの充実に寄与しています(7名が27社を担当)。

 JFEホールディングスの社外役員は、当社のガバナンス強化の一翼を担っており、2009年度の活動は以下の通りです。

 JFEグループは、品種・事業ごとの戦略策定と収益管理の

一元化による最適な品種・事業運営を狙いとして各社ごと に最適な体制を採用しています。

 グループ共通の技術開発やITに関する取り組みなどにつ いては、グループ横断の会議体を設けて審議しています。

※ 2010年6月に、取締役 丹羽宇一郎氏・監査役 若杉敬明氏が退任し、新たに芦田昭充氏((株)商船三井 代表取締役会長)が取締役に、伊丹敬之氏(東京理科大学総合

科学技術経営研究科 研究科長)が監査役に就任しました。 社外役員の活動

現経営陣はこちらをご参照ください。

経営会議の体制

最適な事業運営体制 その他

内部統制体制構築の基本方針

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IUUQXXXKGFIPMEJOHTDPKQDPNQBOZJOEFYIUNM

出席者

社 名 議長・事務局

地 位 氏 名 主な職業(2010.3現在) 2009年度の活動

取締役

取締役

監査役

監査役

丹羽 宇一郎

浅井 滋生

西之原 敏州

若杉 敬明

2009年度開催の取締役会12回のうち10回に出席し、グローバルな企 業経営で培った豊富な経験や多数の公的な役職を務められた経験に基 づき、適宜発言しています。

2009年度開催の取締役会12回のすべてに出席し、現代鉄鋼産業の技 術に関する長年の研究に基づく深い知見と高い見識から、適宜発言して います。

2009年度開催の取締役会12回および監査役会14回のすべてに出席 し、主に企業経営の豊富な経験、財務・会計への深い知見に基づき、適宜 発言しています。

2009年度開催の取締役会12回のうち8回に、監査役会14回のうち12回 に出席し、主にコーポレート・ガバナンスやファイナンスに関する長年の 学識経験をふまえて、適宜発言しています。

伊藤忠商事(株)取締役会長

独立行政法人科学技術振興機構 イノベーションプラザ東海館長

中央不動産(株)特別顧問

東京経済大学経営学部教授

JFEホールディングス 議長:社長

事務局:企画部 議長:社長 事務局:経営企画部

執行役員、JFEスチール社長、JFEエンジニアリング社長、監査役

取締役、主要な執行役員、監査役

JFEスチール、JFEエンジニアリング、 ユニバーサル造船

JFEスチール JFEエンジニアリング ユニバーサル造船

品種セクター制 事業部制 事業本部制

グループ技術開発会議 グループIT会議

重要事項の決定

内部統制体制

コーポレート・ガバナンス

(5)

JFEグループCSR会議 JFEスチールCSR会議

JFEエンジニアリング CSR体制

ユニバーサル造船 CSR体制

JFE都市開発 CSR会議

川崎マイクロエレクトロニクス CSR体制 グループコンプライアンス委員会

グループ環境委員会

グループ内部統制委員会

議長: JFEホールディングス社長

メンバー: 副社長、執行役員、 常勤監査役、 事業会社社長 その他

テーマ

事 業 会 社 傘 下  グ ル ー プ 会 社

地球環境委員会 内部監査部会 CSR意識浸透部会 人事労働部会 社会貢献部会 グループ会社部会 安全・防災部会 コンプライアンス委員会

ルールの整備・周知部会

リスクマネジメント委員会 CS(顧客満足)部会

コンプライアンス、環境、内部統制、 人事労働、安全・防災、社会貢献など

❶グループとしての方針審議

(重要案件に対する指示・指導含む)

❷方針の浸透状況の監督

❸課題や発生した問題への対処事例

などの情報共有、水平展開

CSR通信

 JFEグループは、社会を構成する一員として

の企業の責任を自覚し、よりよい社会の構築 に向けて企業の社会的責任(CSR)を果たして いくことを経営の根幹に据え、取り組みを強化 しています。その一環として、2005年10月、JFE

ホールディングスに「JFEグループCSR会議」

(議長:社長、約3カ月に1回開催)を設置し、コ ンプライアンス、環境、人事労働、安全・防災、 社会貢献、反社会的勢力への対応など多岐に わたる範囲を対象として、JFEグループのCSR

への取り組みを監督・指導しています。また、グ ループを横断する「グループコンプライアンス 委員会」や「グループ環境委員会」「グループ内 部統制委員会」などを設置してそれぞれの取り 組みを討議するとともに「JFEグループCSR会

議」でこれら内容を報告・共有化しています。

JFEスチール

 JFEスチールでは、CSRの定義を「ステーク

ホルダーの満足度を高め、企業価値を向上さ せること」とし、会社の存続基盤にかかわる環 境保全、安全、防災、コンプライアンスなどを最 優先に取り組む課題として位置付けています。  推進体制としては、社長を議長とする「CSR 会議」を設置し、CSRにかかわる課題や方針の 審議と施策の進捗確認を行っています。2009 年度は合計10回のCSR会議を開催し、11の委 員会・部会ごとに議論を行いました。

 各部会の具体的な活動としては、「CSR意識浸 透部会」では、2009年9月に全従業員約1万5,000 名を対象とした「企業倫理等に関する意識調査」 を実施しました。この調査は2005年から定期的 に実施しており、3回目となる今回は、これまで の調査結果と比較し、多くの項目で社員の意識 が改善・向上していることがわかりました。

 JFEグループは、CSRに関する重点項目が適

切に実行されていることを確認するために、内 部監査部門による業務監査に環境管理、独占 禁止法遵守、経費管理、海外事務所管理、税法 遵守、安全などCSRに関するテーマを盛り込 み、各テーマについて順番に監査しています。  監査で問題点や指摘などがあれば、ホール ディングスと事業会社の監査部門が連携するこ とで、グループ内でその情報を共有し、グループ 各社のCSR活動に反映させるよう努めています。

JFEスチールの環境監査

 JFEスチールでは、「環境管理が事業活動上

の重点課題である」との認識から、独自に内部 監査部門が環境管理体制や水質、大気、騒音、 産廃などの法規制遵守状況について、傘下グ ループ会社を含め定期的に監査しています。 2009年度までに累計221事業所でこの監査 を実施しました。

 「リスクマネジメント委員会」では、これまで に把握した各種リスクへの対策の検討を継続 するとともに、新型インフルエンザが大流行し た際に、社員が出勤できないなどの事態を想 定し、操業、販売などの各種業務フローごとに 新たなルールを策定しました。

 「地球環境委員会」では、製鉄所周辺などの 環境保全や鉄鋼製品製造時に発生する副産物 の資源化などの施策を検討・実施しました。ま た、環境関連法令などの改正を注視し適切な 対応を行っていくことも決議しました。  2010年度は引き続き①PDCA(Plan-Do- Check-Action)サイクルの確立、②CSR意識 の浸透、に重点を置いて取り組んでいきます。

JFEエンジニアリング

 JFEエンジニアリングは、CSRを経営の根幹

に据えた事業活動を推進していくために、コン プライアンス、安全、防災、環境保全を遵守すべ き4つの基本的責任と定め、これらを徹底するよ う努めています。特にコンプライアンスについて は、独占禁止法の遵守を最重要課題と位置づ け、コンプライアンス研修やコンプライアンスガ イドブックの配布を通じた社員の意識向上、業 務プロセスの改善で業務改革などを通じて独占 禁止法違反の未然防止を図っています。

ユニバーサル造船

 ユニバーサル造船は、JFEグループ企業行動

指針を遵守し事業活動を推進しています。特に コンプライアンス、環境、内部統制に重点的に 取り組んでいます。2009年度は、コンプライア ンス委員会の体制強化、反社会的勢力との関 係を断つための対策の推進、コンプライアンス ガイドブックの全社員への配布を行いました。 2010年度はCSR意識の向上を図るため、積極 的に社内研修や啓発活動を行っていきます。

その他のJFEスチールグループ各社

 JFEスチールは、JFEスチールグループ各社

に「CSR通信」を配布し、各社のCSR活動の推 進を支援しています。

CSR体制図

CSR体制

2009年度のCSRの主な活動

CSR監査

マネジメント体制

CSRマネジメント

累計

(6)

指紋認証によるパソコンの起動

渡航、帰国時の対応を実施するとともに、従業 員および家族の罹患時の対応実施フローを整 備し、従業員およびグループ会社へ周知徹底 を図っています。

 ユニバーサル造船では、罹患時の対応策を 講じ、感染予防策とあわせて社員への周知徹 底を図っています。

大地震への対応

 JFEスチールは、首都直下型地震などの大規

模地震に備えて、基幹となる事業を継続するた め、復旧などの具体的方策をあらかじめ定める など対策を進めています。

 JFEグループは、事業を取り巻くあらゆるリ

スクの予防と、万一、緊急事態が起こった際に も事業を継続していけるよう、リスクマネジメ ントに取り組んでいます。

 例えばJFEスチールでは、2006年度から「リ

スクマネジメント委員会」を設置し、全社活動 として各部門での重要リスクの洗い出しとリ スク評価、対応策の検討を行い、その実行状 況を管理しています。なお、重要リスクは毎年 見直しを行い、各年度ごとに重要課題を設定 しています。

新型インフルエンザへの対策

 JFEグループは、新型インフルエンザに対す

る安全対策やリスクマネジメントの強化を図っ ています。

 JFEスチールでは、2007年12月に「新型イン

フルエンザ対応暫定方針」を制定し、2009年3 月に第2版に改定しました。改定では、新型イ ンフルエンザが発生した場合の事業継続計画 の基本的な考え方を記し、重要業務を選定し ました。また、重要業務の遂行に必要な人員計 画、発生時に必要な環境整備や投資などにつ いても検討しています。さらに、従業員への啓 発活動や、発生時の在宅勤務などの、体制構築 に向けたルールづくり、感染防止のための業務 休止に伴う法律問題の事前確認を行うなど、 対策を進めています。

 JFEエンジニアリングでは、国内出張や海外

 JFEグループは、JFEグループ反社会的勢力

への対応方針」を定めて、組織的・統一的な対 応を進めていくことで健全な会社運営の確立 を図っています。

JFEグループ反社会的勢力への対応方針

 反社会的勢力との関係を一切遮断すること を目的に、各社の総務・法務担当部署を反社会 的勢力への対応を所管する部署と位置付けて います。また、事案発生時の報告および対応に かかわる規程などの整備を行うとともに、反社 会的勢力に対しては、警察などの関連機関とも 連携し毅然とした対応をとっています。

反社会的勢力排除に向けた取り組み JFEグループ企業行動指針の制定

 JFEグループ企業行動指針のなかで、「市民

社会の秩序や安全に脅威を与える反社会的勢 力および団体とは、一切の関係を遮断し、違法・ 不当な要求には応じない」旨を明記しています。

企業対象暴力対応規程の制定

 「企業対象暴力対応規程」を制定し、企業対 象暴力への初期対応マニュアルを含む反社会 的勢力に対する対応基準を明確化しています。

研修の実施

 研修の実施やコンプライアンスガイドブック の配布などを通じて、全役員・社員に「JFEグ

ループ反社会的勢力への対応方針」および具体 的な対応基準などの周知徹底を図っています。

データベースの構築や暴排条項の導入

 反社会的勢力データベースの構築や契約書 などへの暴排条項の導入を進めています。

 JFEグループは、情報の適正な管理体制を構

築して、事業などの適正かつ円滑な運営を図っ ています。

情報漏えいの防止

紛失・盗難対策

① セキュリティーワイヤーによる機器管理 ② PC暗号化(ハードディスクの一部領域の暗

号化)

③ リムーバルメディアへの書き出し制限 ④ 執務室内入室制限

⑤ 静脈認証によるサーバールームへの入室制限

PCからの情報漏えい対策

① 起動認証

② 外部メディアへの書き出しログ管理 ③ リムーバルメディアへの書き出し制限

メール、Webからの情報漏えい対策

① グループ外への発信メールチェック ② 発信メールの保管

③ Webメールの利用制限 ④ Web掲示板などの利用制限

⑤ LANエリア内ウイルス対策、スパイウエア対 策構築

 その他、JFE統合セキュリティーシステム(電

子証明、暗号化)などにより、インターネットを 通じた「なりすまし」「情報の盗聴・改ざん」を防 止しています。

地震発生時の事業継続計画(BCP)の 基本的な考え方

 地震が発生した場合に、事業を継続するにあ たって制約となる条件(ボトルネック)を特定し、 それを克服するための対策を検討し、実行でき るようにしています。地震発生時の事業継続計 画では、以下の項目を考慮し策定しています。 ① 事業に著しいダメージを与えかねない重大

被害を想定して計画を作成しています。 ② 災害後は活用できる資源に限りがあると認

識して、継続すべき重要業務を絞り込んで います。

③ 各種業務で、どのような被害が出ると重要業 務の継続が危うくなるかを検討しています。 ④ 事業継続に不可欠で復旧の制約となりかね

ない重要な要素を洗い出しています。 ⑤ 重要業務の目標復旧時間を設定し、社内に

浸透させています。

⑥ 被害を最小限にするための準備をしています。

リスクマネジメント体制

反社会的勢力の排除

情報セキュリティ体制

マネジメント体制

(7)

ポスター

コンプライアンス遵守の宣誓

 JFEグループでは、毎年、従業員一人ひとり

が業務目標を設定する際に、「業務を遂行する にあたってコンプライアンスを遵守する」旨の 宣誓を行っています。この宣誓により、コンプラ イアンス意識の醸成を図っています。

「ルール周知活動」の実施

 JFEスチールは、毎年10月を「法令遵守強化

月間」として、各職場で守るべきルールとは何 かを考え、そのルールを知り、目的・意味を理 解する「ルール周知活動」を実施しています。具 体的には、部署ごとに、コンプライアンスガイド ブックやイントラネットに法務部が掲載してい る資料、法令、社内規程などの読み合わせを行 い、法令やルールを遵守する意識を醸成する とともに実際の業務がルールに適合している かどうかを確認しています。また、活動後は、必 要に応じて業務の見直しや、適切な手続きを 経たルール改正を実施しています。

 今日の企業活動には、あらゆる面で「企業の 社会的責任(CSR)」が問われ、公正さと透明性 の徹底が社会から強く求められています。それ を怠った企業は信頼を失い、その存立までが 危機にさらされることとなります。

 JFEグループでは、こうした認識のもと、CSR

の基礎をなす「コンプライアンス(法令遵守)」 を経営の最重要課題の一つとして位置付け、コ ンプライアンスの精神を全員が十分に理解し 実践していくための諸施策を実施しています。

「企業倫理ホットライン」の運用

 JFEグループは、コンプライアンスにかかわ

る重要情報が現場から経営トップに迅速かつ 正確に伝わるよう「企業倫理ホットライン」を 設置しています。ホットラインの運用にあたっ ては、通報・相談者の保護に関する規程・ルー ルを定めています。

 2009年度には、ホールディングス・事業会社 で35件の利用があり、通報・相談者に対しては、 事実を確認しその検討結果をフィードバックし ています。なお、ホットラインは、グループ会社 にも展開してお り、JFEグルー

プのコンプライ アンス強化活動 の 柱 の 一 つと なっています。

コンプライアンスガイドブックの活用

 JFEグループは、コンプライアンスにかかわる

取り組み強化の一環として、「コンプライアンス ガイドブック」を作成し、役員・社員に配付・周知 しています。2006年6月に初版を発行して以降、 2007年と2009年に追補版を発行しました。  このガイドブックは、法令や社内ルールを守 り、社会常識に則って行動するための具体的な 基準を、100以上のケーススタディ形式で平易 に解説したもので、日々の業務のなかで疑問に 思ったり判断に迷ったりしがちなことについ て、JFEグループのそれぞれの担当部署が厳選

し、解説を加えるとともに、弁護士による法律 的なチェックも受けています。このガイドブック を教材として、各職場で読み合わせを行うなど の「コンプライアンス研修」も実施しています。

意識調査の実施

 JFEグループは、倫理意識の定量的把握、企

業理念などの周知徹底、リスクの洗い出しを目 的として、社員を対象とした「企業倫理等に関 する意識調査」を実施しています。近年の調査 から、「以前に比べコンプライアンス意識や行 動が変わってきた」と前向きに捉えている社員 が多いことがわかりました。会社の方針や理念 の認知度も大幅に向上しており、コンプライア ンスに関する仕組みや活動が社員に着実に浸 透してきています。

独占禁止法にかかわるご報告

 JFEエンジニアリングは、1998年に立ち入り

のあったごみ焼却施設工事に関し、2006年に 公正取引委員会が下した審決の取り消しを求 める訴訟を提起していましたが、2009年10月最 高裁判所が同社の上告を棄却したため、公取委 の排除措置命令に従っています。

 また、JFEスチール、JFEエンジニアリングは、

過去に独占禁止法に違反したことを反省し、独 禁法違反根絶に向け徹底した再発防止策を継 続しています。また、それぞれのグループ会社も 独禁法違反防止策を実施しています。

 さらに、両社の内部監査部門は、他社との接 触に関し、独禁法に抵触すると推認される行為 がないかを確認するなど、独禁法遵守の取り組

みが適切に運用されていることを監査していま す。監査は支社や支店を含む各事業所を対象に 定期的に実施しています。

両社の主な取り組み ●経営トップによる決意表明

●独禁法の知識習得と独禁法違反が会社や個人

に与える影響の大きさを理解させるための具 体的事例に基づいた独禁法研修

●就業規則を改定し懲戒事由に独禁法違反を明示

●同業他社との接触に関するルールの厳格化

 このほか、JFEスチールでは営業部門が加入

する社外団体の活動内容の確認、JFEエンジニ

アリングでは受注決定プロセスの透明化などに 取り組んでいます。

 こうした意識調査などの結果は、会社をより 良くするための施策に活かしています。

コンプライアンス研修の実施

 JFEグループは、コンプライアンスの徹底を

図るため、独占禁止法、インサイダー取引防止、 安全保障貿易管理、建設業法などのテーマ別 にコンプライアンス研修を実施しています。  また、職位研修や新人研修などの機会を通じて コンプライアンスに関する教育も行っています。

各社の主な研修

ガイドブック

研修テーマ 受講者数 計30回、808名 計34回、1,355名 計42回、937名 計21回、470名 712名 (e-ラーニング)

338名 (e-ラーニング)

93名

(e-ラーニング) 356名 (e-ラーニング) 独占禁止法

その他法務研修 建設業法 独占禁止法など インサイダー取引防止

機密情報管理

安全保障貿易管理

情報セキュリティ管理

JFEスチールおよ びグループ会社 JFE

エンジニアリング ユニバーサル造船

川崎マイクロ エレクトロニクス

コンプライアンスについて

コンプライアンス意識向上への取り組み

マネジメント体制

コンプライアンス

コンプライアンス ガイドブック 配布冊数 (2009追補版)

(8)

個別QMS組織

全社品質委員会 全社QMS管理責任者

事業部長

品質委員会 QMS管理責任者

営業部長 技術部長

グループ会社 社長

顧客・取引先

旧 NKK

経営統合前

顧客・取引先

J-Smile完成後

ブリッジ 川鉄旧 JFEスチール

購買

利益 管理

統合 変革

購買

新システム基盤 人事

人事 購買

利益 管理

柔軟な システム

販売

物流 販売

生産

物流

販売

物流 生産

利益管理 コーポレートDB

統合日対応

統合日:新社名対応、人事システム統合、     ブリッジシステム

再構築 改造

生産 Web

JFEエンジニアリング

 JFEエンジニアリングは、全社の品質マネジ

メントシステムを構築し、営業から設計、調達、 施工、アフターサービスに至るまで一貫した品 質保証体制を確立しています。

 また、各事業部門では、全社共通の品質保証 体制のもと、商品特性に応じた品質マニュアル も個別に定め、ISO9001の認証も取得。お客 様の品質に対する要求にきめ細かく対応して います。

ユニバーサル造船

 ユニバーサル造船は、新造船を建造する各事 業所でISO9001をはじめ船級協会規格、国内 規格・規則類などの各種認証を取得しています。  これら規格に準拠したグループ各社の品質 保証体制のもと、営業から設計、建造、アフ ターサービスに至るまで、お客様にご満足いた だける品質の確保に努めています。

 JFEグループは、お客様満足度の向上をめざ

して、お客様とのコミュニケーションを積極的 に図るとともに、商品開発や製造・販売の各部 門では、お客様固有の課題を解決する魅力あ る会社となるよう努めています。

JFEスチール

お客様と一体となって製品開発できる 試験・研究施設の設置

 JFEスチールは、お客様満足度の向上をめざ

して、お客様と一体となって製品を共同開発で きる試験・研究施設を設置しています。施設に は自動車分野のお客様向けのカスタマーズ・ソ リューション・ラボ、重量鋼構造物や薄板建材 を中心とした鋼構造材料ソリューションセン ターがあり、最新の研究成果の展示エリア、構 造・材料構成の調査を行うエリアのほか、実験 室、会議室などを備えています。今後もお客様 と一体となった共同研究を強力に推し進める ことで、高付加価値な製品をスピーディーに実 現していきます。

JFEスチール

 JFEスチールは、ISO9001をはじめ、JIS、船

級協会規格などの各種認証を取得しています。 また、業界で策定したガイドラインに基づき、 ルール遵守の徹底、試験検査の信頼性向上な どに取り組むとともに、品質マニュアルに基づ いて標準化した体制のもと、品質の向上や品 質マネジメントシステムの強化を進めていま す。一例として、知多製造所では、材料試験設 備のリフレッシュ工事を行い、製品の高性能化 に対応、各試験機を機能的に配置することで、 試験に立ち会うお客様が「安心してJFEにまか

せられる」と感じていただけるようにしました。  さらに、傘下のグループ会社についても品質 保証体制の強化と品質向上に努めています。

新業務システムの稼動

 JFEスチールでは「経営資源の最大活用とお

客様満足度の向上」を狙いとする経営情報基 盤と業務運営基盤の構築をめざして、2006年 3月、経営統合前の2社(NKK、川崎製鉄)の業 務システムを融合した新システム(J-Smile)を

稼動させました。

 J-Smileの構築により、将来に向かって変革

を続け、さらに発展していくという統合の目的 を果たすための基盤が整い、以後、リードタイ ム、納期、品質確保、新商品開発など、さまざま なお客様ニーズへの対応力を強化してきまし た。また、本社のみならず製鉄所の既存システ ムも見直し、一貫した業務運営とマネジメント を実現しています。

 本システムは、経営革新につながる業務プロ セスとシステム構築を実現したことが高く評価 され、「平成18年度情報化促進貢献企業等表 彰 経済産業大臣表彰」「IT Japan Award

2007準グランプリ」「世界情報サービス産業 機構IT賞2008」を受賞しました。

鋼構造材料ソリューションセンター

材料試験設備

カスタマーズ・ソリューション・ラボ

JFEエンジニアリングの

QMS(品質マネジメントシステム)組織図

新統合システムの全体概要

品質保証体制

CS(お客様満足)向上

ステークホルダーとのかかわり

(9)

東京証券 取引所 TDnet 取締役会

重要事実 確認部署

(法務担当部署)

重要事実 管理部署

(事象を所管する部署)

重要事実 集約部署

(総務担当部署)

JFEホールディングス

連絡・調整

連絡・調整

連絡・調整

連絡・調整

連絡・調整

決定

審議

※「決算に関する情報」については、取締役会で 審議の前に、当社および主要な事業会社の担 当執行役員が出席して「開示検討委員会」を 開催し、内容の適正性の確認を行う。

●決定事実に

関する情報

●決算に

関する情報

発生事実に 関する情報

広報担当 部署 公表管理

部署

●事業会社の重要事実に関する情報 ●グループ会社の重要事実に関する

情報

(円/株)

(年度)

(%)

A A A A A

一株当たり 配当

配当性向

エコプロダクツ2009 研修風景

 JFEグループは、株主の皆様への利益還元を

最重要課題の一つと位置付け、2006年度から 2008年度までの第2次中期経営計画期間の3 年間においては、連結ベースの配当性向25% を達成しました。また、同期間中の自己株式の 取得は総額4,000億円を超え、総還元性向は 80%となりました。

 今後も、グループ全体として持続性のある企 業体質の確立を図りつつ、積極的に配当を実 施していく方針です。具体的には、連結ベース の配当性向を25%程度とすることを基本に検 討していきます。この基本をふまえながら、世 界経済の先行きに不透明感が増していること を考慮するとともに、将来の飛躍のための積極 的な投資に備え、当面は、JFEグループの健全

な財務体質の維持・改善を優先する方針です。

 JFEグループは、健全な証券市場の担い手と

して、投資家の皆様への適時・適切な会社情報 の開示に努めています。また、常に投資家の視 点に立った迅速、正確かつ公平な会社情報の 開示を適切に行えるよう、社内体制の充実を 図っています。

適時・適切な情報開示

 JFEグループは、証券市場におけるJFEグ

ループの信用を保持することを目的に、重要事 実にかかわる社内規程を定めるとともに、その 情報管理と適時開示の判断・実施を所管する 部署を設置して、金融商品取引法に基づく有 価証券報告書、四半期報告書、臨時報告書な どの法定開示に加え、重要な会社情報を適時・ 適切に開示しています。

JFE都市開発

 JFE都市開発は、お客様満足度向上をめざし

て、アフターサービスに注力しています。「カス タマーセンター」では、自社が提供するマン ションのアフターサービスの窓口となって、き め細かで迅速な対応に努めています。

 また、個人情報保護強化の観点から、顧客 データを扱う執務室の出入口に指静脈の血管の パターン情報を利用した認証システム付セキュ リティドアを設置して入室履歴を取得できるよう にするなど、セキュリティ面を強化しています。

JFEグループ各社

適正な輸出業務の遂行

 JFEスチールは、大量破壊兵器などの不拡散

や通常兵器の過度な蓄積の防止など国際的な 平和と安全の維持の観点から、「外国為替及び 外国貿易法」などの輸出関連法規の周知と遵 守の徹底を図ることを目的に、最終仕向け地、 需要家、用途などを確認する輸出審査や法務 部による社内説明会を実施しています。また、 川崎マイクロエレクトロニクスもe-ラーニング を用いた安全保障貿易管理教育を実施するな ど適正な輸出業務の遂行に努めています。

エコプロダクツ2009への出展

 2009年12月、東京ビッグサイトで開催された 日本最大級の環境展示会「エコプロダクツ2009」 にJFEグループとして出展し、環境への基本姿勢、

環境に貢献する技術・商品をPRしました。

お客様戦略の策定

 お客様アンケートやお客様インタビューを 定期的に実施して、お客様の情報を蓄積してい ます。こうしたお客様情報をもとにお客様戦略 を策定し、営業、セクター、製鉄所・製造所、研 究部門でこの戦略を共有して組織的に対応し ていくことで、一貫したお客様対応と業務のス ピードアップを図っています。

お客様対応に優れた営業担当者の育成

 「お客様と技術的な会話ができる」「苦情や クレームの1次対応をスピーディーに判断し処 理できる」「商品開発につながるヒントを見過 ごすことなく、お客様の新たなニーズとしてき ちんと社内展開できる」営業担当者の養成を 目的に、新任営業担当者を対象とした鉄鋼材 料基礎講座を実施しています。また、部材や最 終用途などセクター別・分野別の商品技術を 解説する商品技術テキストを整備しています。

JFEエンジニアリング

お客様情報の活用

 JFEエンジニアリングは、提供した製品や

サービスに対するお客様へのアンケート、ヒア リングや工事成績評価通知書を通じて、施工 体制、製品品質、高度技術、創意工夫に関する お客様情報を蓄積しています。このお客様情報 は、営業、設計、製造、研究の各部門が分析し、 品質の向上、新製品開発、アフターサービス体 制の強化などに活かし、お客様満足度の最大 化をめざしていきます。

情報開示体制 株主還元について

株主還元の基本方針

情報開示に関する基本方針

ステークホルダーとのかかわり

株主・投資家の皆様とともに

お客様・お取引先様とともに

ステークホルダーとのかかわり

(平均)

(10)

倉敷音楽祭 株主工場見学

贈呈式

冊子「株主の皆様へ」 Webサイト

株主とのコミュニケーション

 JFEホールディングスは、株主総会を株主の

皆様との対話の場ととらえ、多くの方に出席い ただくために招集通知の早期発送を行うとと もに、株主総会開催日についても集中日を回避 しています。また、出席できない方のために、通 常の議決権行使書に加え、インターネットを通 じた議決権行使が可能な環境を整えています。  さらに、株主の皆様に当社への理解を深め ていただけるよう、2006年度から、工場見学会 と会社概況説明会を行っています。2009年度

は、JFEスチールの東日本製鉄所(千葉地区・

京浜地区)と西日本製鉄所(倉敷地区・福山地

区)、JFEエンジニアリングの津製作所、ユニ

バーサル造船の津事業所で合計20回の見学 会・説明会を実施し、計1,814名の株主の皆様 に参加いただきました。2006年度から4年間 の累計では9,400名を超える方々にお越しい ただきました。2010年度も引き続き、見学会・ 説明会を実施していきます。

投資家とのコミュニケーション

 JFEグループは、機関投資家・証券アナリス

トの皆様の個別取材に対応するほか、国内外 の投資家訪問を行っています。機関投資家向 け決算説明会については、資料をWebサイト でも公開するなど、フェア・ディスクロージャー に努めています。

 「財団法人JFE21世紀財団」は、1990年に設

立された「川鉄21世紀財団」を2003年に発展 的に継承し、設立趣旨である「社会に開かれた 存在をめざし、社会との共存共栄を一層進め る」事業を行っています。2010年度の事業費は 7,800万円です。

技術研究助成

 大学の技術研究振興を目的に、1991年度か ら継続して研究助成(公募による競争的研究 資金の交付)を行っています。助成は2009年 度までの累計で394件、7.9億円に達しており、 各大学から高い評価を得ています。2009年度 は、多くの応募のなかから鉄鋼技術研究11件、 環境技術研究10件に各200万円、計4,200万 円を助成しました。また、研究成果に関する報 告書を作成し、財団のWebサイトで公開して います。

アジア歴史研究助成

 日本の大学におけるアジア歴史研究助成を 振興する目的で、2005年度から事業を開始 し、2009年度は77件の応募を受け、7件に各 150万円、計1,050万円を助成しました。

鉄鋼に縁のある地域の教育活動支援

 (財)海外子女教育振興財団が海外で学ぶ 小中学生を対象に行っている作文・詩・短歌・  個人の投資家の皆様には、証券会社支店な

どでの会社説明会の開催や、トップインタ ビューの動画配信、あらかじめ登録いただいた 皆様へのIRメールの発信サービスなど、積極 的な情報発信に努めています。

 また、海外の皆様に対しては、主要なプレス リリースを日本語と同時に英語でもリリースす ることを原則とするなど、国内と同様の情報提 供を行っています。

 さらに、これからのIR (Investors Relations) では、マーケットや機関投資家がどういう会社

を将来有望と見ているか、JFEはどう見られて

いるかを受信し、事業会社・グループ会社に知 らせていくことが重要と考えています。  これらの業務を行うために、2009年10月か ら、財務・IR部にIR室を置き、IR活動を強化し ています。

情報発信の充実

 JFEホールディングスでは、株主や投資家の

皆様にグループの理解をより一層深めていた だけるよう、自社のWebサイトのコンテンツの 充実に取り組んでおり、多くの方からアクセス をいただいています。また、株主の皆様全員に 年2回発送している「株主の皆様へ」では、トッ

プメッセージや業績、JFEグループのトピックス

などを分かりやすく紹介しています。

俳句の作品コンクールに、1991年度から

「JFE21世紀財団賞」を設けて協賛し、優秀作

品文集「地球に学ぶ」を2009年度は480の小 学校、215の中学校、116の公共図書館、11の 教育委員会に寄贈しました。

地域の文化活動・イベントへの協賛

 自治体や市民団体が主催し、多くの市民が 参加する各種の文化活動・イベントに協賛して います。2009年度に協賛した活動・イベントは 以下の通りです。

2009年度の活動リスト

●「趙治勲杯囲碁大会」(千葉市)

●「千葉県少年少女囲碁大会」(千葉市、船橋市)

●「国際音楽の日コンサート」「千葉市民音楽祭」

(千葉市)

●市民による「第九」特別演奏会(千葉市)

●「MUZAランチ&ナイトコンサート」(川崎市)

●「ART KAWASAKI 2009」(川崎市)

●「ふれあい祭り」(川崎市)

●「よこはま子ども国際平和スピーチコンテスト」

(横浜市)

●「はんだふれあい産業まつり」(半田市)

●「三重県高等学校ロボット競技大会」(津市)

●「倉敷音楽祭」(倉敷市)

●「倉敷市将棋大会」(倉敷市)

●「福山ばら祭」(福山市)

●「芸能大全∼まつりの世界」(福山市)

株主・投資家とのコミュニケーション

「JFE21世紀財団」による社会貢献活動

ステークホルダーとのかかわり

地域社会の皆様とともに

株主・投資家の皆様とともに

ステークホルダーとのかかわり

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株主工場見学会 来場者累計

���

2009年度の 機関投資家・証券 アナリストの 個別取材対応 2009年度株主総会 出席数

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万円

技術研究助成累計

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万円

アジア歴史研究 助成累計

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2009年度 個人投資家への 証券会社支店など での会社説明会

20

10

09

03

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85

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(11)

ふれあい祭り(京浜地区)

津 秋まつり 国連WFP協会への支援

 国連WFP協会は、飢餓と貧困の撲滅を使命 として活動する国連機関、WFP国連世界食糧 計画を支援する認定NPO法人で、WFPの活 動を支える募金活動をはじめ、広報活動や企 業・団体との連携を推進するなど、日本での WFP支援の輪を拡げる活動を行っています。 世界経済の変動や、途上国で続く食糧価格の 高騰で飢餓で苦しむ人々の数が急増している なか、JFEグループは、協会の活動の趣旨に賛

同して支援しています。

日本語スピーチコンテストへの支援

 中国教育国際交流協会と日本華人教授会 議、日本経済新聞社は、2006年から、「言葉・コ ミュニケーション」を通じて日中関係を維持発 展させることを目的として、中国の学生を対象 にした「全中国日本語スピーチコンテスト」を 開催しています。コンテストは、中国初の全国レ ベルの大会で、中国国内8地区での予選を経て 東京で本選が行われています。JFEホールディ

ングスは、国際交流および社会貢献の観点か らこの活動を支援しています。

日本棋院への支援

 日本棋院では、囲碁にかかわるさまざまな 公益活動を実施しています。囲碁は単なるゲー ムとしてだけでなく、脳の活性化、生きがい、ふ

れあいなどにも役立つことから、福祉、医学、教 育界で注目されています。また、生活と密着し た生涯学習のテーマでもあり、地域社会でのコ ミュニケーションの活性化や青少年の健全な 成長と情操教育の一環として、社会貢献の一 助を担っています。JFEホールディングスは、同

団体の活動趣旨に賛同し、支援しています。

癌研究会への支援

 (財)癌研究会は、1908年の設立以来「がん克 服」を理念に掲げ、研究・診療、人材育成に努め、 わが国のがん研究・診療を牽引しています。JFE

ホールディングスは、同会の活動趣旨に賛同し、 支援しています。

 JFEグループは、大規模な災害に対し、復旧

資金を援助しています。

●中国四川大地震に対する支援

日本経団連経由で日本赤十字社に2,000万 円を寄付

●岩手宮城内陸地震に対する支援

中央共同募金会に対し300万円を寄付

●ハイチ地震に対する支援

NPO法人ジャパンプラットフォームに対し 100万円を寄付

インターンシップの実施

 JFEスチールは、大学院生や大学・高専の学

生に製鉄所・研究所での仕事を体験する場を 提供する「インターンシップ(工場実習)」を実 施しました。全国各地から約70名の学生が集 い、約2週間の職場実習で製鉄所・研究所の 「仕事」を体験しました。学校および学生の皆 様から貴重な就業体験・社会勉強の場として

高い評価を得ています。 

 また、JFEエンジニアリングでも総合研究所

を主体に約10名、ユニバーサル造船でも有明 事業所と津事業所でそれぞれ約20名の学生 を受け入れました。

ものづくり教室の開催

 JFEスチールは、2003年度から知多地区に

おいて、子どもたちにものづくりの面白さや楽 しさを伝えるために、OBが講師となって鋳物 のアクセサリーづくりや工場見学を行っていま す。2009年 度 は 1 1 回 開催し、709 名の小学生 が参加しま した。

高校生、高専生の論文コンテストに協賛

 「JSEC」は、全国の高等学校と高等専門学校

の生徒を対象とする科学技術分野の自由研究 論文コンテストで、朝日新聞社が主催し内閣府 や文部科学省などの中央省庁、日本物理学会、 発明協会などの学協会が後援しています。  JFEスチールは、科学技術分野で活躍する人

材の育成を願い、2006年から「JSEC」に協賛し

ています。2009年は「JSEC2009高校生科学技

術チャレンジJFEスチール賞」を愛媛県立長浜

高等学校に授与し副賞(研究機器一式)を贈 呈しました。

 JFEグループでは、毎年、地域の皆様のため

に、各製造拠点を開放してショーや工場見学 などの各種イベントを実施しています。   また、地域のスポーツ振興・発展に寄与する ことを目的に、福利厚生施設を公開するなどし て、サッカー、野球、バレーボール、バスケット ボールなどのスポーツ大会を主催しています。

全中国日本語スピーチコンテスト

製造拠点の開放

JFEスチール

JFEエンジニアリング・ユニバーサル造船

ユニバーサル造船

JFEスチール賞贈呈 ものづくり教室

東日本製鉄所 千葉地区 東日本製鉄所 京浜地区 西日本製鉄所 倉敷地区 西日本製鉄所 福山地区 知多製造所 2009.10.25

2009.11.8

2009.11.3

2009.5.10 2009.11.14

JFE2009ちばまつり

第5回ふれあい祭り

JFE西日本フェスタ inくらしき JFE西日本フェスタ inふくやま

はんだふれあい産業まつり

JFEエンジニアリング 津製作所・ユニバーサ ル造船津事業所の共催 2009.10.17

津 秋まつり

有明事業所 2009.10.3

ありあけファミリーフェスタ

外部団体への支援

大規模災害被災地への支援

青少年育成支援

地域社会の皆様とともに

ステークホルダーとのかかわり

(12)

人権啓発研修(JFEスチール) 三重データクラフト

技能伝承(ユニバーサル造船)

技術・技能の伝承、定年退職者の再雇用制度

 JFEスチールの各製鉄所では、ベテラン社員

が培ってきた貴重なノウハウをより長く活かし てほしいと考え、60歳の定年退職後も継続的 に働くことができる「シニア・エキスパート制 度」を設け、就労希望者を再雇用しています。

2010年4月時点での再雇用者数は、JFEス

チール全体で約770名となっています。また、 若手と中堅層社員の技術・技能の向上を支援 する人材育成プログラムの整備に力を注いで おり、再雇用者の方にもノウハウを継承する先 生役として活躍してもらっています。

 JFEエンジニアリンググループでは、JFEス

チールと同様の再雇用制度を活用し、ベテラン 社員が持つ技術、資格、プロジェクト経験など

の伝承に力を入れています。また、「キャリア開

発室」を設けて、定年退職および再雇用後に退 職を迎える社員の継続的なキャリア開発支援 にも取り組んでいます。

 ユニバーサル造船では、高年齢層の社員が 多く、今後数年で大幅な世代交代が予想され ます。そこで、各事業所では技術・技能の伝承 を迅速に実施していくために、60歳を超えたベ テラン社員が日常的に若手社員を指導すると

ともに、技能指導の専門部署を設置。若手一人 ひとりに担当指導員を任命して育成を図って います。

人材の育成

 JFEスチールでは、各分野に精通したプロ

フェッショナルな人材を育成するために、職場

でのOJTをベースとした育成体系を整えていま

す。また、OJTを補完する手段として、より高度な

業務知識、専門知識に加え、種々のビジネスス キルやマネジメント力の取得を目的とした社内

大学カリキュラム「JFEカレッジ」などのOFF-JT

プログラムや留学制度を充実させています。

 JFEエンジニアリングでは、研修などに加え、

適材適所の人材起用を強化し、個々の潜在能 力を顕在化させることを目的として、社内公募 を通じてやりたい仕事を希望できる「ジョブ チャレンジ制度」を取り入れています。

女性の活躍を促進

 JFEグループでは、男女雇用機会均等法の趣

旨をふまえた平等な人事賃金制度を設けてい るのはもちろん、女性がより活躍できる職場環 境づくりを重要課題と位置付け、女性社員の 採用を増やすとともに、女性が働きやすい勤務 制度の充実を図っています。また、活躍の場を より広げてもらうために、配属部門の拡大を検 討するなど、グループ全体で女性の役割拡大 に努めています。

 2010年4月現在、JFEホールディングスおよ

び事業会社における総合職は、約6,700名(う ち管理職約5,200名)で、そのうち女性は約 130名(うち管理職約50名)です。

仕事と生活の両立

 JFEグループでは、社員にとって魅力ある企

業になることをめざして、働きやすい勤務制度 づくりに努めています。今後も労働組合などと の定期的な対話を通じて、従業員のニーズを 把握しながら、適宜、勤務制度の改善を進めて いきます。

障がい者の雇用

 JFEグループは、さまざまな障がいを持つ

方々がそれぞれの能力を十分に発揮していけ

るよう、特例子会社「JFEアップル東日本」JFE

アップル西日本」「三重データクラフト」を設立

しています。

1.育児休業期間の延長

育児休業は子どもが1歳6カ月になるまで取 得可能。保育所などへの入所が困難な場合 は1歳6カ月を超えた直後の3月末まで取得 可能

2.育児短時間勤務制度

子どもが小学校3年生を修了するまで、1日2時 間、勤務時間を短縮

3.WLBS(ワークライフバランスサポート)休暇

子どもが小学校を卒業するまで年5日、子ども が複数の場合は年10日の取得が可能、など

人権の尊重

 JFEグループは、一人ひとりの人権を尊重する

ことは、企業の社会的責任であるとともに、経営 課題の一つであると考え、グループ一丸となっ て人権意識を高めていくよう取り組んでいます。  具体的には、①人権啓発担当者の設置、② 社内における各種人権啓発研修の実施、③就 職の機会均等の保障と公正な人事管理の推 進、などに取り組んでいます。

 セクシュアル・ハラスメント防止に向けては、 就業規則に規定するほか、研修の実施やポス ター掲示、事業所ごとの相談窓口の開設(男女 複数)などを行っています。また、パワー・ハラス メント防止についても研修を実施しています。 さらに、人権週間中には、役員メッセージを含 む人権週間リーフレットの配布、人権標語募集 などを行っています。

JFEスチールの主な次世代支援関連の勤務制度

JFEスチール育児休業・介護休業取得の状況

障がい者雇用率(各年6月時点)

2008年 2009年 2010年

2.05 1.96 1.68 1.86

2.00 2.06 1.68 2.02

1.99 2.06 1.40 3.33

2007年度 2008年度 2009年度

24 1

33 3

38 1

育児休業 介護休業

(名)

JFEスチール JFE

エンジニアリング ユニバーサル造船 川崎マイクロ エレクトロニクス

(%)

※ 法定雇用率1.8%

人材の活用

働きやすい職場環境の整備

ステークホルダーとのかかわり

従業員とともに

����

■川崎マイクロ  エレクトロニクス

����

■ユニバーサル  造船

����

■JFE

 エンジニアリング

����

■JFEスチール 障がい者雇用率 (2010年6月現在)

�����

JFEスチール 2009年度 人権研修受講者数

20

10

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参照

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